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Instagramのインプレッションとは?リーチとの違いや重要性・増やすためのポイントを紹介

Instagram運用における指標の1つにインプレッションがあります。インプレッションは投稿が閲覧された回数を表す指標で、ブランドや商品の認知度向上を目指すような施策で確認することが多いです。

当記事ではインプレッションについて、リーチとの違いや増やすためのポイントを解説します。Instragram運用におけるインプレッションの重要性を知りたい方や、投稿のインプレッション数改善を目指している方はぜひご覧ください。

Instagramのインプレッション数とは投稿が表示された回数

Instagramのインプレッション数とは投稿が表示された回数のことです。たとえば、自社の投稿が10回表示された場合のインプレッション数は10となります。基本的には投稿による商品やブランドの認知度向上を目指している場合や、広告を運用している時に確認することが多いです。

理解しておきたいのは、インプレッション数はあくまで「投稿が表示された回数」であるという点です。「投稿を見た人数」ではないので注意しましょう。

リーチ数との違いは「人数」か「回数」か

リーチ数とは、投稿を閲覧したユーザー数のことです。インプレッション数とリーチ数は混同されがちですが、回数と人数という明確な違いがあります。

例えば、自社の投稿をA、Bという2人のユーザーが3回ずつ閲覧した場合、リーチ数は2、インプレッションは6です。投稿をしたユーザー数が多くなるほど2つの指標には大きな差が出る可能性が高いので、アカウントを運用する上では間違いのないよう、しっかりと理解しておくことが重要になります。

Instagramのリーチ数については以下の記事をご覧ください。

Instagramにおけるインプレッション数の見方

Instagramでインプレッション数を確認する方法は2つあります。

  • Instagramインサイト
  • Instagram分析ツール

インプレッション数をはじめとした指標は、Instagramのインサイトを使えば無料で確認できますが、インサイトはスマートフォンでしか利用できません。PCでより発展的な分析を行いたい場合は分析ツールを使うのがおすすめです。

Instagramインサイトで確認できる

インプレッション数はInstagramインサイトで確認できます。インサイトとはInstagramが無料で提供している分析ツールで、プロアカウントに切り替えることで、誰でも無料で利用可能です。

インサイトではインプレッションのほか、エンゲージメント数やリーチ数など、分析に必要な指標を一通り確認できます。ビジネスアカウントとして運用していくのであれば分析アカウントや投稿の分析は必須になるので、ぜひとも活用したい機能です。

ただし、インサイトはスマホでしか利用することができません。各指標の数値を一括で取得する手段もないので、効率的な分析を行いたいのであれば分析ツールを利用するのがおすすめです。

Instagram分析ツールでも確認可能

インプレッション数は様々な企業が提供しているInstagram分析ツールでも確認が可能です。Instagramインサイトではスマホでしか分析画面を確認できませんが、Instagram分析ツールはPCで数値を確認できるものがほとんどなので、より快適なUIで分析が可能です。また、インプレッションをはじめとした各種データをエクスポートできるものが多いので、データの収集にかかる工数を削減できます。

Instagram分析ツールのSINISではフォロワー数の推移をグラフで確認可能な他、投稿ごとのエンゲーメント数やリーチ数、インプレッション数などを確認可能。さらに、各データをCSVデータでダウンロードできるので、Instagramインサイトでは手入力が必要となる数値の収集にかかる工数を削減できます。

有料プランでは各指標をグラフで比較できるほか、Excel・PPT形式のレポートの自動生成機能など、様々な機能が利用可能です。まずは無料でお試しください。

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Instagramのホームにおけるインプレッションの重要性

Instagramで投稿を拡散するためには、まずホームタブにおけるインプレッション数を高めることが重要です。基本的に、Instagramの投稿は最初にフォロワーのホームタブ上に表示されます。

投稿がフォロワー外のユーザーにまで拡散されるためには、投稿をフォロワーに閲覧してもらい、エンゲージメント数を増やさなければいけません。しかし、フォロワーからのインプレッション数が少ない状況では、エンゲージメント数が思うように増えず、投稿の拡散に繋がらないことが多いです。

ホームからのインプレッション数が少ない要因としては、以下のようなものが考えられます。

  • フォロワーが関心を持っているコンテンツを投稿できていない
  • フォロワーとのコミュニケーションが足りない

以前まで、Instagramのホームでは投稿が時系列順に表示されていました。しかし、現在はInstagramのアルゴリズムに基づき、各ユーザーが興味を持っている投稿が上位表示されるようになっています。

ユーザーが興味を持っていると判定されるには、ユーザーのコンテンツに対する関心度と、自社アカウントとユーザーの親密度が高い状態にすることが重要です。

よって、ホームからのインプレッション数を上げたいのであれば、フォロワーからエンゲージメントを獲得できている投稿を分析し、各フォロワーからコンスタントにエンゲージメントを獲得できる投稿施策を行う必要があります。また、コメントなどでユーザーと積極的にコミュニケーションをとり親密度を上げていくのも有効です。

インプレッション数の増加からフォロワー獲得や公式サイトへの流入増加が期待できる

ホームからのインプレッション数が増加して投稿がフォロワーに閲覧されるようになると、投稿のエンゲージメント数が増えやすくなります。

エンゲージメント数をリーチ数に対して高い割合で獲得できた投稿は、Instagramから質の高い投稿であると判断され、発見タブやおすすめ欄に表示されたり、フィードでレコメンドされる可能性が高いです。

結果、フォロワー外のユーザーにも投稿を閲覧される機会が生まれます。フォロワー外のユーザーが投稿に興味を持てば、投稿やプロフィールからアカウントをフォローしてくれたり、プロフィールから自社サイトへの流入してくれる可能性があるので、Instagram運用の目的を果たすためにもインプレッション数の増加は重要です。

Instagramでインプレッション数を増やす6つのポイント

Instagramのインプレッション数を増やす代表的なポイントは以下の7つです。

  • フォロワーが求めている投稿をする
  • ユーザーに見られやすい時間に投稿する
  • ストーリーズ投稿を活用する
  • 保存数が高くなるような投稿をする
  • ユーザーにメンション・タグ付け・リポストをしてもらう
  • 競合分析をしてインプレッション数の高い投稿を参考にする

特に、保存数を増やすことは大切になります。なぜなら、保存された投稿はユーザーが繰り返し閲覧する可能性が高いからです。上記の6つとも高い効果が期待できるので、インプレッション数を増加させて、フォロワーと自社サイトへの流入増加を目指しましょう。

フォロワーが求めている投稿をする

インプレッション数を増加させるためには、フォロワーが求めている投稿を続けていくことが重要です。フォロワーが求めている情報やコンテンツを発信し続けることで、フォロワーからの信頼度が高まり、積極的な投稿の閲覧が期待できます。

フォロワーが求めている投稿を続けていくためには、ユーザーのターゲティングが重要です。ターゲットを明確にできていなければ、求めている情報を絞り込むことができません。自社の投稿を届けたいユーザーの属性を把握し、趣味嗜好にあった投稿を続けることで、同じ属性のフォロワーが集まるため、フォロワーが求める投稿をしやすくなります。

フォロワーが求めている投稿を続けていくためには、投稿の分析が欠かせません。特に投稿のエンゲージメントが高い投稿を分析すれば、フォロワーの求めるコンテンツをコンスタントに投稿することが可能です。

ユーザーに見られやすい時間に投稿する

多くのユーザーがInstagramを見る時間帯に投稿することで、インプレッション数の増加が期待できます。ユーザーが多い時間帯は次の通りです。

  • 通勤時間帯の7時から9時ごろ
  • お昼休みの12時から13時ごろ
  • ゴールデンタイムと呼ばれている20時から22時ごろ

また、ターゲットユーザーがInstagramを見る時間帯を推測することも大切になります。上記の時間帯はInstagram全体のアクティブユーザーが多い時間帯ですが、ターゲットユーザーによっては上記以外の時間帯に閲覧していることも少なくありません。

Instagramインサイトではフォロワーのアクティブ数を確認できるので、特にアクティブ数が多い時間帯に投稿をすることで、投稿を閲覧してもらえる可能性が高くなります。また、複数の時間帯に分けて投稿し、それぞれのインプレッション数を確認するのも有効な手段です。

ストーリーズ投稿を活用する

ストーリーズの活用は特にホームからのインプレッションを増やすのに有効な手段です。先に述べた通り、Instagramの投稿の表示順は時系列ではなくアルゴリズムに基づいたものになっており、ストーリーズも例外ではありません。

しかし、ストーリーズの場合は投稿がアカウントごとにまとめられて表示されるため、フィード投稿よりもフォロワーの目に触れる可能性が高いです。よって、ストーリーズ投稿でフォロワーとコミュニケーションをとり、エンゲージメントを獲得していくことで、フィード投稿も上位に表示されやすくなります。

また、ストーリーズでは様々なスタンプ機能を利用することが可能です。質問スタンプやアンケート機能など、ユーザーとインタラクティブにコミュニケーションをとれるものも揃っているので、活用することでユーザーとの親密度が向上し、フィード投稿の上位表示に繋げられます。

保存数が高くなるような投稿をする

保存数が高くなるような投稿をするのも有効な手段です。多くの場合、ユーザーは後で見返すことを前提に投稿を保存します。よって、投稿が保存されると結果的にインプレッションの増加に繋がることが多いです。

保存されやすい投稿には以下の要素が含まれています。

  • ハウツーや知識発信など情報量が多い投稿
  • 商品やサービスの情報

ハウツーや知識発信など情報量が多い投稿は、ユーザーが役に立つと判断した場合に保存されることが多いです。情報量の多い投稿の内容は1回で完全に把握することが難しく、保存して何度も見返されやすい傾向にあります。

カルーセルや動画の投稿はコンテンツの情報量が多いため、画像を1枚だけ投稿する場合に比べ、後から見返される可能性が高いです。

また、画像に文字入れをするのも有効です。画像の文字情報が増えれば、キャプションまで確認しないユーザーにも情報を効率的に届けられます。

他にも、商品やサービスの情報を発信する投稿も、購入検討のために保存されやすいです。

投稿のインプレッションを増やしたいのであれば、上記のような投稿もすることも検討しましょう。

ユーザーにメンション・タグ付け・リポストをしてもらう

インプレッション数は他のユーザーにメンションやタグ付け、リポストしてもらうことでも増加する可能性があります。

メンションとは投稿で他のアカウントを紹介するための機能です。フィード投稿やリールの場合は投稿のキャプションに「@(アカウント名)」と記載することでメンションできます。ストーリーズの場合はスタンプでメンションが可能です。

他人の投稿にメンションされると、メンションされた投稿から自社アカウントのプロフィールページに遷移できるようになります。プロフィールでは投稿を一覧で確認することが可能です。プロフィールに遷移してきたユーザーが投稿を閲覧してくれれば、投稿のインプレッションが増加します。

タグ付けも投稿で他のアカウントを紹介できる機能です。投稿に写っている被写体に関連するアカウントをタグ付けすることで、アカウントへの遷移が可能になり、メンションと同様の経路でインプレッション数の増加が期待できます。

リポストとは、他のユーザーの投稿を自分のアカウントから再投稿できる機能です。Instagramでは基本的に、他人のフィード投稿やストーリーズを自分のストーリーズとして再投稿できます。

Instagramで投稿をリポストする場合、引用先の情報を掲載するのがマナーとなっています。具体的にはメンションで引用元のアカウントを紹介することが多いです。つまり、メンションからユーザーがプロフィールに遷移してきて、投稿を閲覧してくれる可能性があります。

上記の手法はそれぞれ自社のプロフィールを経由することになるため、インプレッションに至るまでのユーザーのアクション数が多いのがネックですが、インプレッションを増やす手段として覚えておいて損はないでしょう。

競合分析をしてインプレッション数の高い投稿を参考にする

インプレッション数を増加させるためには、競合アカウントの分析も重要です。競合のアカウントはターゲットにしているユーザーが近いことが多いため、内容を参考にすることでユーザーの求めているコンテンツを投稿できます。

基本的にInstagramでは他社のインプレッション数を確認することができませんが、エンゲージメント数の多い投稿はインプレッション数も多い可能性が高いです。

競合アカウントの投稿のなかでエンゲージメント数が高い投稿を見つけて、エンゲージメント数が高くなっている理由を探しましょう。投稿の内容から仮説を立てて、検証を行うことで再現性を手に入れることにつながります。

まとめ:インプレッション数の増加はフォロワーと自社サイト流入増加のきっかけ

インプレッション数はInstagramのオーガニック運用において、目的を達成するきっかけとなる指標です。また、広告による認知獲得施策でも数値目標に設定されることが多々あります。インプレッション数を増やすためのポイントを把握し、効果的な施策を行っていきましょう。

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