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Instagramの「親しい友達」とは?企業が活用するメリットや具体的な活用方法を紹介!

Instagramのストーリーズでは、投稿時に公開範囲を「全員」か「親しい友達」から選択できます。Instagram運用を始めたばかりの方の中には、親しい友達機能について、仕様を把握していないという方も多いでしょう。

実は親しい友達機能を活用すれば、あらかじめ作成したリストに含まれるユーザー限定でストーリーズを公開できます。上手く活用すれば特定のユーザーに限定的なコンテンツを発信できるため、ストーリーズにおける投稿施策の幅を広げることが可能です。

今回はInstagramの親しい友達機能について、企業が活用するメリットや具体的な活用方法を紹介します。活用時の注意点も合わせて紹介しているので、企業でInstagram運用をしている方はぜひご覧ください。

Instagramの親しい友達機能はストーリーズの公開先を限定できる機能

親しい友達機能とは、Instagram上で利用できるリスト機能のことです。親しい友達リストに特定のユーザーを追加することで、ユーザーを管理しやすくなります。

また、ストーリーズでは投稿時に公開範囲を「全員」か「親しい友達」から選択できるため、ストーリーズをリストに追加したユーザーに限定して公開することが可能です。

企業が親しい友達機能を使うと、ユーザーをリスト分けして管理できるので、ユーザーとの距離をさらに縮められる効果があるのです。

ユーザーからは親しい友達にのみ公開されたストーリーズかどうか分かる

公開範囲を親しい友達に設定したストーリーズは、ストーリーズトレイで表示される際に緑色の枠で覆われます。よって、ユーザーはストーリーズが全体に公開されたものなのか、親しい友達に公開されたものなのか判断することが可能です。

基本的に親しい友達向けに公開されたストーリーズは特定のユーザーに対して公開されたものですが、ユーザーが当該のストーリーズに気づかなければ限定的に公開した意味がありません。

親しい友達向けに公開したストーリーズは、枠の色が緑色になっていることで他のストーリーズよりも目立つようになっているので、ユーザーが気づきやすいものになっています。

「ストーリーズを表示しない人」との違い

ストーリーズの公開範囲を設定するには、親しい友達機能の他に、特定のユーザーを「ストーリーズを表示しない人」に追加する方法があります。

ストーリーズの閲覧設定には、「ストーリーズを表示しない人」という機能が存在します。「ストーリーズを表示しない人」にユーザーを追加すると、追加したユーザーからのストーリーズ閲覧を制限することが可能です。

ストーリーズの公開範囲を限定するという意味では似た機能ですが、親しい友達機能は公開するユーザーを選ぶ機能であり、「ストーリーズを表示しない人」はユーザーを公開範囲から外す機能なので、間違いのないようしっかりと把握しておきましょう。

企業Instagramアカウントにおける親しい友達機能の活用メリット

企業アカウントが親しい友達機能を活用するメリットは以下の通りです。

  • ユーザーをリスト分けして管理できる
  • 特定のユーザーに特別なコンテンツを発信できる

特に、特定ユーザーに限定的にコンテンツを発信できるメリットは見逃せません。特定のユーザーにだけ特別な情報やコンテンツを発信することで、選ばれたユーザーに特別待遇を演出できるので、顧客との距離を縮められる効果があります。詳しく見ていきましょう。

ユーザーをリスト分けして管理できる

Instagramの親しい友達機能を使うと、ユーザーをリスト分けして管理できます。例えば、自社の商品やサービスに対して熱量の高いユーザーをリスト分けしておけば、熱量の高いユーザー層の分析やアンバサダーの選定に活用することが可能です。

特定のユーザーに特別なコンテンツを発信できる

親しい友達機能を使うと、特定のユーザーに向けて、特別なコンテンツを発信することもできます。例えば、自社商品やサービスをリピート購入してくれているユーザーだけに、特別なコンテンツを発信することが可能です。

親しい友達に公開したストーリーズは枠の色が通常のストーリーズと異なるので、ユーザーは限定的に公開された投稿であることが分かります。特別なコンテンツや情報を届けることで、ユーザーが優遇されていることが分かれば、より自社に対する熱量を高めることが可能です。

企業Instagramアカウントで親しい友達機能を活用する具体的な方法

企業のInstagramアカウントで親しい友達機能を使うことで得られるメリットがわかったところで、親しい友達機能を活用するための具体的な方法を3つ紹介していきます。

  • 限定メルマガとしての活用
  • ロイヤルユーザーへのヒアリング手法としての活用

上記のような活用をしていけば、ユーザーとの距離を縮められるだけでなく、特別感を演出することが可能です。上手に活用しながら、ファンの熱量を高めていきましょう。

限定メルマガとしての活用

親しい友達機能を活用すれば、Instagram上で限定メルマガのようなものを配信できます。フォロワーの中から熱量の高いユーザーを選定し、親しい友達リストに追加すれば、熱量の高いユーザーに限定してストーリーズを投稿することが可能です。

公開範囲を親しい友達にしたストーリーズを投稿し、限定情報を公開すれば、ユーザーが自社アカウントから特別扱いされているという印象を受け、さらに熱量が高くなる可能性があります。特にリピーターを増やしたいときに有効な施策といえるでしょう。

ロイヤルユーザーへのヒアリング手法としての活用

親しい友達機能を、ロイヤルユーザーへのヒアリング手法として活用するのもいいでしょう。ロイヤルユーザーとは、継続して自社製品を利用してくれている顧客のことです。

ロイヤルユーザーから自社製品を継続的に利用してくれる理由や、製品に対する不満をヒアリングすれば、リピーターを増やすヒントが得られる可能性があります。

ストーリーズにはアンケートスタンプや質問スタンプなど、ユーザーから意見を集められる機能が充実しているため、親しい友達機能でロイヤルユーザーに限定してストーリーズを投稿すれば、ロイヤルユーザーの意見を収集することが可能です。

Instagramの親しい友達機能を利用する方法

Instagramの親しい友達機能を利用する方法は下記のようになっています。

  1. メニューから親しい友達を選択する
  2. 親しい友達リストに入れたいユーザーを選択する
  3. ストーリーズ投稿時に投稿範囲を親しい友達にする

利用するにあたって、難しい設定は必要ありません。まずは、達成したい目標を定めて、目標に合わせたユーザーを選んで、気軽に試してみましょう。

メニューから親しい友達を選択する

まずは、メニューから親しい友達を選択します。プロフィールからメニューを開き「親しい友達」を選択しましょう。以前は設定の中に親しい友達の項目があったため、以前からInstagramを利用している方は場所を間違えないよう注意が必要です。

親しい友達リストに入れたいユーザーを選択する

次に親しい友達リストに入れたいユーザーを選択します。画面上部に親しい友達リストが表示され、画面下部におすすめアカウントが表示されているので、追加したいアカウントを選択しましょう。

おすすめに追加したいアカウントが表示されていない場合は、検索バーで検索することも可能です。アカウントを追加したら、「完了」をタップすることで追加作業を終了できます。

ストーリーズ投稿時に投稿範囲を親しい友達にする

最後に、投稿方法を解説します。手順は下記の通りです。

  • ストーリーズを作成する
  • 投稿内容が完成したら画面下部にある「親しい友達」(緑色の星マーク)を選択する

以上で、親しい友達だけが閲覧できるストーリーズの投稿は完了です。親しい友達だけが見れるストーリーズ投稿はアイコンの枠の色が緑色になっているので、投稿一覧などを見て確認しておきましょう。

Instagramの親しい友達機能を活用する際に知っておきたいこと

Instagramの親しい友達機能を活用する際には、以下の注意点があります。

  • 親しい友達に向けて投稿したストーリーズは後から全体公開にできない
  • ハイライトに追加したストーリーズにも反映される

特に親しい友達に向けて投稿したストーリーズを後から全体公開できないことは覚えておきたいポイントです。一度親しい友達向けに投稿したストーリーズを全体公開にしたい場合は、再度投稿しなおす必要があります。詳しく見ていきましょう。

親しい友達に向けて投稿したコンテンツは後から全体公開にできない

親しい友達に向けて投稿したコンテンツは後から全体公開することができません。後から同様の投稿を一般公開したい場合は、再度投稿を作成して投稿する必要があります。

同じ投稿を全体公開で再投稿した場合、事前に親しい友達で公開したストーリーズを閲覧したユーザーには同じ投稿が2回表示されることになるので注意が必要です。

ハイライトに追加したストーリーズにも反映される

Instagramのストーリーズは24時間経過すると自動でアーカイブされてしまいますが、ハイライト機能を使用すればプロフィール上に再掲載することが可能です。公開範囲を親しい友達にしたストーリーズも同様で、全体公開したストーリーズと同じようにハイライトとしてまとめることができます。

ハイライト機能については以下の記事をご覧ください。

ただし、公開範囲の設定はそのまま引き継がれるので注意が必要です。ハイライトにまとめたとしても、公開範囲を親しい友達にしたストーリーズは投稿時に親しい友達リストに追加されていたユーザーしか閲覧することができません。

親しい友達に公開したストーリーズを全体へのコンテンツとして再利用することはできないので注意しましょう。

まとめ:親しい友達機能を活用してファンの熱量をさらに高めよう

Instagramの親しい友達機能を使うと、ストーリーズ投稿を閲覧できるユーザーを制限することができます。ユーザーを制限することで、顧客のリスト分け管理が簡単になるだけでなく、特別な情報発信をしていくことで、ファンの熱量をさらに高めていくことができるのです。

自社にとって、優先度が高い顧客に、特別な情報を届けていくことで、特別な体験をしてもらうことができます。また、限定情報だけでなく、特典をつけるのも効果的です。自社にとって、大切な顧客に特別な体験をしてもらい、熱量を高めていきましょう。