Instagram運用に役立つ最新情報をお届け

▼ Instagramの分析を無料で始めるなら

Instagram運用に役立つ最新情報をお届け

InstagramにおけるUGCとは?活用するメリットや活用の流れを紹介

Instagram運用においてUGCの活用は大切になります。なぜなら、UGCを活用することで、運用が楽になるだけでなく、ファンの熱量を高められるからです。また、UGCからフォロワー外のユーザーに自社の商品やサービスを知ってもらえるという点も見逃せません。

今回は、Instagramアカウントの成長に役立つUGCについて解説していきます。InstagramにおけるUGCの理解を深めて活用することで、効率よくアカウントを成長させることができるので、ぜひご覧ください。

InstagramにおけるUGCと一般的なUGCの違い

近年、企業にとって重要度が増しているのがUGCです。UGCとは一般ユーザーによって作られたコンテンツのことで、代表的なものでは口コミやレビューなどがあります。

ネットの普及と共に、消費者は多くの情報を手に入れることができるようになりました。特に個人が発信する情報が増えたことで、企業の宣伝や広告を忌避するユーザーが口コミやレビューといったUGCを参考にすることが増えています。

結果的に企業がUGCを創出するような施策を行うことが増えてきており、ビジネスにおいて重要な役割を果たすことになってきました。

Instagramにおけるマーケティング活動でもUGCは重視されている傾向があり、企業アカウントがUGCの創出を狙って様々な施策を行っています。

InstagramにおけるUGCとは

InstagramにおけるUGCとは、一般ユーザーがアカウントで発信している投稿を指します。例えば、ユーザーが好きな商品について紹介した投稿や、店舗の様子などを撮影した投稿もUGCです。

つまり、InstagramにおけるUGCの創出とは、自社製品や自社に関するトピックを扱う投稿を増やすことになります。自社に関する投稿が増えることで、宣伝や広告を嫌うユーザーの購買意欲の促進に繋げることが可能です。

InstagramでUCGを活用するメリット

企業がInstagramでUGCを活用するメリットは以下の通りです。

  • フォロワー外ユーザーにアプローチできる
  • ファンの熱量を高められる
  • 運用コストを上げずにアカウントの認知度を上げられる

特に、フォロワー外ユーザーにアプローチできるメリットは見逃せません。Instagramは他のSNSに比べて拡散性が弱いですが、UGCを活用することで、フォロワー外ユーザーに自社アカウントや商品を認知させることが可能です。詳しく見ていきましょう。

フォロワー外ユーザーにアプローチできる

InstagramでUGCを活用すれば、フォロワー外ユーザーにアプローチすることができます。Instagramは他のSNSと比べると拡散力が弱く、基本的に自社アカウントの投稿はフォロワーにしか閲覧されません。

Instagramで投稿をフォロワー外ユーザーにまで拡散するためには、Instagramに質の良い投稿であると判定され、発見タブやおすすめ欄などに表示される必要があります。

一方で、UGCはユーザーが投稿したコンテンツなので、基本的に各ユーザーのフォロワーに投稿が閲覧されます。つまり、UGCを増やすことができれば自社アカウントのフォロワー以外のユーザーに自社に関するコンテンツを発信できるのです。UGCを発信するユーザーのフォロワーの中には自社を知らないユーザーがいる可能性があるので、認知拡大に繋がります。

また、投稿で取り上げられた商品に興味を持ったユーザーがメンションなどから自社アカウントのプロフィールにアクセスしてくれれば、フォロワー獲得や自社サイトへ流入も期待できるでしょう。

以上のように、普段自社製品やコンテンツに触れる機会のないユーザーにもアプローチできるのは、UGCを活用する大きなメリットです。

ファンの熱量を高められる

UGCを活用するメリットの1つが、ファンの熱量を高められるというものです。SNSの魅力は楽しみながらユーザーと繋がれることにあります。もちろん、繋がりという部分には、個人と個人だけでなく、企業と個人も含まれます。

たとえば、自社商品やサービスを紹介してくれているユーザーがいた場合、企業側から自社アカウントで投稿を紹介良いか連絡するのも方法です。

自社商品やサービスを投稿してくれているユーザーの多くは、基本的に自社商品やサービスに対して好意的であることが考えられます。

つまり、ファンである可能性が高いということです。企業からしたら大切な顧客になるので、より距離を縮めたいと思うでしょう。

投稿を自社アカウントで紹介することで、ユーザーとの距離が縮まるだけでなく、UGCを使って他のユーザーにアピールすることもできるので、大きなメリットになるのです。

ユーザーとの距離が縮まれば、さらなる投稿をしてくれる可能性も高まり、結果的にファンの熱量を高めることに繋がります。ファンの熱量が高まった結果、Instagram内において自社に関するコンテンツが増えていくのです。

運用コストを上げずにアカウントの認知度を上げられる

企業がUGCを活用すれば、投稿施策などにかかる工数を削減できるので、運用コストを上げずに認知向上が期待できます。

UGCはユーザーが作成したコンテンツです。つまり、UGCを活用していくことでコンテンツを作成する工程を削ることができます。ただし、すべてをカットできるわけではありません。当然、ユーザーが作成したコンテンツを活用させてもらうことになるので、許可を得るための連絡や、お礼のコメントは必要です。

しかし、コンテンツを作成する手間と時間に比べれば、かなり小さなものとなります。UGCを活用していく目的は、ユーザーとの関係を深めていく点にもあるので、許可を得るための連絡やお礼のコメントは忘れないようにしましょう。

また、繋がりを持つユーザーが増えれば増えるほどリーチ数の増加が見込めるメリットも見逃せません。なぜなら、ユーザーのフォロワーにも知ってもらうことができるからです。UGCを活用していき、運用コストをかけずに認知度を高めていきましょう。

InstagramのUGCで使われる機能

InstagramのUGCで使われる機能は下記の3つです。

  • リポスト
  • ハッシュタグ
  • メンション・タグ付け

3つとも、UGCを活用していくうえで重要な機能となるので、各機能に対する理解を深めて使い方をイメージしていきましょう。

リポスト

InstagramのUGCで使われる機能の1つがリポストです。リポストを利用すると、自社アカウントで他のユーザーの投稿を再投稿することができます。リポストは、企業がUGCを活用するうえで使用場面が多くなる機能です。リポストまでの流れは下記のようになっています。

  1. 自社や、自社の商品、サービスに関する投稿を探す
  2. 紹介したい投稿を見つけたら、ユーザーに連絡してリポストの許可を得る
  3. リポストの許可を得たら、自社アカウントにリポスト投稿する
  4. お礼のコメントやメッセージを送る

なお、リポスト投稿するさいには、画像内やキャプション内に、元の投稿者が分かるように記載しておくことを忘れないようにしましょう。

リポストすることで、より多くのユーザーに閲覧してもらえるだけでなく、自社商品やサービスを利用した人の声として、ユーザーに届けることができます。消費者の声は、潜在ユーザーにとって大切な情報となるので、認知度を高めるだけでなく、見込み顧客を獲得できる可能性も高まるのです。

ハッシュタグ

UGCを創出するうえで、ハッシュタグの存在は欠かせません。とくに、まだ自社の商品やサービスが、それほど知られていない場合には重要です。

UGCの活用には、ユーザーが自社に関するコンテンツを作成していることが前提となります。しかし、認知度が低い状態では、ユーザーが投稿していないケースも考えられます。だからこそ、UGCの創出が大切になるのです。

UGCの創出において、ハッシュタグが果たす役割は大きくなります。では、実際にハッシュタグを活用したUGC創出の流れを見ていきましょう。UGC創出までの流れは次のようになっています。

  1. オリジナルハッシュタグを作成します
  2. リポストであることを明言する

商品やサービスに絡めたオリジナルのハッシュタグが広まると、UGCが創出されていきます。そして、オリジナルハッシュタグを広めていくときに有効なのが、リポストであることを明言することです。

個人ユーザーが企業アカウントにリポストされるメリットはリーチ数を増やせる点にあります。ユーザーがメリットを感じることができれば、自然とUGCを創出することができるので、積極的にリポストをアナウンスしていきましょう。

メンション・タグ付け

UGCの活用にはメンション・タグ付けも大切になります。なぜなら、UGCの活用にはユーザーとの関係性を深めていくことも大切になるからです。そして、ユーザーとの関係性を深めていくうえで、メンションとタグ付けが重要な役割を果たします。

まずはメンションとタグ付け機能について理解を深めましょう。メンションとは投稿に関連するアカウントを紹介できる機能のことです。@の後ろにアカウント名を入れることで、リンクとなり遷移が簡単にできます。

たとえば、他のユーザーが自社アカウントをメンションしてくれれば、投稿したユーザーのフォロワーに知ってもらうことができるのです。メンションは「投稿」「キャプション」「コメント」に記載することができます。

一方、タグ付けはアカウントではなく投稿自体に誘導する機能です。2つとも投稿内で他のアカウントを紹介するという目的に違いはありません。2つの知っておきたい違いとしては、メンションの場合には実施するとメンションしたユーザーに通知が届く点にあります。

メンションやタグ付けによってもUGCの活用が可能になるので、積極的に使用していきましょう。

InstagramでUGCを生み出す流れ

InstagramでUGCを生み出す流れは次のようになっています。

  1. オリジナルのハッシュタグを作成する
  2. 投稿やプロフィールでUGCをリポストすることを明言する
  3. UGCをリポストする

上記の流れを理解して効率よくUGCを活用していきましょう。

オリジナルのハッシュタグを作成する

UGCの創出においてオリジナルハッシュタグの作成は欠かせません。なぜなら、オリジナルハッシュタグを作成することで、多くのユーザーに自社に関するコンテンツだと理解してもらうことができるからです。

なかでも代表的な方法の1つが、自社商品や自社サービスを含めたオリジナルハッシュタグにあります。ポイントは、オリジナルハッシュタグを見ただけで具体的な投稿内容が分かるようにすることです。具体的な投稿イメージを持つことができれば、投稿までのハードルを下げることにも繋がります。

投稿やプロフィールでUGCをリポストすることを明言する

UGCを創出するためには、リポストすることを明言することも大切になります。オリジナルハッシュタグを作成しても、ユーザーに知られなければ使用される可能性も少ないでしょう。だからこそ、投稿やプロフィールでUGCをリポストすることを明言しておく必要があるのです。

リポストすることを明言しておくことで、ユーザーはメリットを手にすることができます。なぜなら、企業アカウントにリポストされると、企業アカウントのフォロワーに投稿を見てもらうことができるからです。

基本的に一般の個人ユーザーに比べて、企業アカウントのフォロワー数は多い傾向にあります。だからこそ、個人ユーザーにとっても大きなメリットとなるのです。

UGCの創出を目指すのであれば、投稿やプロフィールにUGCのリポストを明言しておきましょう。

UGCをリポストする

UGCが増えてきたら、実際にUGCをリポストしましょう。ただし、何点か注意しなければいけないことがあります。なぜならUGCを活用するということは、他のユーザーが作成したコンテンツを使用するということになるからです。

他アカウントの投稿を使用する以上、最低限の配慮は忘れないようにしましょう。なお、注意しておきたいポイントについては、次章で詳しく解説していきます。

InstagramでUGCを活用する際の注意点

InstagramでUGCを活用する際に注意しておくべきポイントは以下の通りです。

  • UGCを活用する際には投稿者に一声かける
  • 元の投稿者が分かるようキャプションに明記するかタグ付けする
  • リポストであるとわかるようなハッシュタグを入れる

企業アカウントだからこそ、マナーや配慮は大切になります。なぜなら、Instagramにおいて企業名を出しているということは、投稿やコメントが企業イメージに直結してしまうことになるからです。

企業イメージを守るためにも3つのポイントを守りながらUGCを活用していきましょう。

UGCを活用する際には投稿者に一声かける

UGCを活用するということは、他アカウントの投稿を借りることを意味するので、投稿者に一声かけることが大切になります。ほとんどの人は、自分のものを無断で使用されるといい気はしません。

また、企業アカウントに勝手に利用されたとなると、企業に対する印象は悪くなるでしょう。だからこそ、使用前の声がけが大切になるのです。UGCを活用する前には、必ず投稿の使用許可を得るようにしましょう。

元の投稿者が分かるようキャプションに明記するかタグ付けする

UGCを活用するときには、元の投稿者が分かるようにしておくことも大切になります。なぜなら、投稿を使わせてもらう以上、ユーザーにとってもメリットをつくることが大切になるからです。

誰の情報なのかを明記しておくことで、投稿を見たユーザーが投稿主のアカウントを見る可能性を高めることができます。結果的に、UGCを投稿してくれたユーザーにもメリットを持ってもらうことができるのです。

UGCを活用するときは、元の投稿者が分かるように、キャプションにメンションを明記するかタグ付けを行うようにしましょう。

リポストであるとわかるようなハッシュタグを入れる

リポストする場合には、投稿がリポストであることを分かるようにしなければいけません。なぜなら、リポストであることが分からなければ、ユーザーに誤解を与えてしまう可能性があるからです。

また、リポストであることを明記していなければ、リポストされた投稿主は自分の投稿を自社の投稿のように使われたと感じてしまい、トラブルに発展してしまう可能性もあります。

リポストを示すマークを記載したり、キャプションにリポストを意味するハッシュタグ「#repost」を記載しておくことで、リポストであることを分かるようにしておきましょう。

UGCを効果的に活用したいなら分析ツールを活用しよう

UGCを効果的に活用するうえで欠かせない存在が分析ツールです。分析ツールを使用することで、UGCの効果を知ることができます。また、分析ツールを使えば、他のアカウントの分析も可能なので、よりエンゲージメント数が多い投稿を活用できるメリットもあるのです。

他にも分析にかかる労力と時間を大幅に削減できるメリットもあるので、アカウント成長に欠かせないツールといえるでしょう。アカウント成長を目指すのであれば、早めに分析ツールの導入を検討するのも方法です。

分析ツールを使用してUGCを活用することでアカウント成長を目指しましょう。

まとめ:UGCの活用でアカウントは効率よく成長していく

UGCを活用することでアカウントを効率よく成長させることが可能です。また、UGCを活用することで、コンテンツ作成にかかるコストを大幅にカットしながら認知度を高めていくことができます。

まずは、オリジナルハッシュタグの作成から取り組んでいきましょう。キャンペーンとオリジナルハッシュタグを絡めていくことで、UGCを創出できる環境を整えることができます。UGCを創出したあとは、UGCを活用してアカウント成長に役立てていきましょう。