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機会損失も!?Instagramマーケに今すぐ注力すべき5つの業界

SNSはこの数年で私たちの生活になくてはならないものになりました。それに伴い、個人だけでなく多くの企業がSNSでのマーケティング活動に取り組み、成果まで出せるようになってきています。一方でまだまだ上層部の理解は十分でなく、力を入れたいができないという担当者の方も多いのではないでしょうか。

この記事では、今後のSNSの市場規模と特定の5業界について今すぐ注力すべき理由をご紹介します。

上申や社内理解の促進にご活用ください!

SNSマーケティングの変遷とInstagramの立ち位置

SNSマーケティングの市場は伸び続けており、2027年には現在の約2倍までせまる勢いで成長していくことが見込まれます。それに伴い今後さらに参入企業が増えていくでしょう。

参照:【市場動向調査】2023年のソーシャルメディアマーケティング市場は1兆899億円、前年比117%の見通し。2027年には2023年比約1.7倍、1兆8,868億円に

なかでもInstagramは従来の認知だけでなく購買やその先のファン化まで活用することができ、マーケティングファネルを幅広くカバーできるように変化してきました。

参照:Instagram戦略の考え方を解説! 各機能のポイントも紹介

Instagramは、①視覚的な世界観の表現で共感を生みやすい②画像や動画など様々な機能による情報伝達で短い時間で多くの情報が届きやすいことが特徴で、ブランドに対してポジティブな印象を持ってもらいやすいSNSです。

さらにInstagramは機能も多く、様々な方向から相互のコミュニケーションが可能です。フィード投稿では新規ユーザーとの接点、ストーリーズではフォロワーとの接点、InstagramLIVEではブランドのファンとの接点を作り、関係値を深めることができます。

認知だけでなく、見込み客の囲い込みやその先定着してもらうまでのコミュニケーションを重視していくのであればInstagramの運用は必須といっても過言ではないでしょう。

機会損失も!?Instagramマーケに今すぐ注力すべき5つの業界

特に取り組むべき業界は次の5つです。

  • アパレル
  • ITサービス
  • 雑貨・小売り
  • 美容
  • 飲食

この5つの業界の特徴として、Instagramからの購買や来店の導線を作りやすく、Instagramと相性が良いことが挙げられます。

例えばアパレルや美容業界であればInstagramのショッピング機能を活用し、Instagram上で購入まで促したり、飲食業界であればInstagramのマップ機能を活用し、来店を促すことも可能です。

Instagram上で、購買や来店にかなり近いところまでユーザーのモチベーションを引き上げることができますね。

ではこの特徴を踏まえ、なぜ今注力すべきなのか理由を3つお話します。

①今後、参入ハードルはさらに高くなる

この5つの業界ですが、全業界のうち約70%を占めていることがわかります。また、ここ1年でアカウント数がどのくらい増えているのかを見てみるとほとんどの業界で約1.2倍の伸びを見せていました。

競合がどんどん増えていく中で、たった一つのアカウントをユーザーに見つけてもらうのは至難の業です。これはアカウント数が増えれば増えるほど難しくなっていきます。

なので始めるなら今が一番ということです。

②機会損失になってしまう

この5つの業界は当たり前にInstagramに取り組んでいる企業が多い上に、成果を出して売り上げまでつなげているところも多くあります。つまりその業界の中でInstagramに取り組まないということは「機会損失」であるとも言えますね。

せっかく新規顧客の獲得や購買につなげることができるのに取り組まない手はありません

特定の業界に限らずですが、GoogleではなくInstagramで気になる商品を検索する人は増えています。約59%のユーザーがInstagramで発見した商品の詳細情報を検索した経験があるというほどInstagramの検索プラットフォーム化は進んでいます。

さらに、Instagramの投稿を見たことがきっかけで商品を購入した経験があるユーザーは約46%でした。約半数がInstagram上で商品と出会い、比較検討し、商品を購入するという一つの体験をしているということになります。

参照:Instagram利用者の約46%が、 Instagramをきっかけに購入・来店経験があることが明らかに。最も参考にするのは「友だち・知り合いの投稿」

上記はアパレルや美容など商品がある業界に当てはまることが多いですが、飲食の業界においても成果が見られるようになってきています。

前述したようにInstagramは検索プラットフォーム化してきており、ユーザーの約60%が飲食店を探す際にInstagramを活用しています。これはGoogleの約30%を超えており、instagramが主流になってきているといえます。

一方で検索したユーザー来店しているのかという視点では、飲食店の約40%が一番集客に成果を感じた媒体としてInstagramを上げています。検索だけで終わらずしっかり来店まで促せているようですね。

参照:「来店効果を実感した」最多はインスタ・Googleビジネス。飲食店の集客事情を調査。

③既に成功パターンは存在するので取り組みやすい

いくつか事例もご紹介しましたが、この5つの業界はInstagramに取り組んでいるだけでなくしっかりと成果も出しているのが特徴です。そのため、後発の企業は成功事例を参考にすることでより効率的・確実に成果につなげることができるようになります。

特にInstagramは費用対効果が見えづらいので、他社の事例や成果を参考に自社ではどのくらいのインパクトを出せるのか検討できるとよいですね。

アパレル業界の事例:COHINA

COHINAは、2018年1月創業のアパレル企業です。身長150cm前後の小柄女性のために、低身長でもきれいに着こなせるアイテムをとどけています。販売経路は主に自社ECです。instagramでの集客力が強く、フォロワーは23万人・創業から3年で月商1億円の規模に成長しています。

飲食業界の事例:不純喫茶ドープ

不純喫茶ドープは、2020年7月29日にオープンした飲食店です。昼は喫茶店、夜は喫茶酒場として運営しており、そのレトロな雰囲気に多くの若者が集まります。2020年7月から運用を開始したInstagramアカウントですが、コロナ禍だったにもかかわらず現在フォロワーは1.2万人となっています。

コメントには「いきたい!」というコメントが多く寄せられ、来店したユーザーが投稿する#不純喫茶ドープの投稿は1.1万件にものぼります。来店したユーザーが投稿してくれることによって、さらに#不純喫茶ドープで検索したユーザーにも投稿が届きます。Instagramのn×nの拡散力を活かし、良い成果が出ている事例かと思います。

まとめ

Instagramの運用に今すぐ取り組むべき5つの業界とその理由についてご紹介しました。今後Instagramは利用者だけでなく、企業の参入も増えていくことが予想されます。

参入ハードルは上がり続け、いずれそれは「機会損失」として大きくなっていくでしょう。

前例も多くあり、売り上げにもつながる可能性があるポジティブな面も見れば取り組まない手はないですよね。今始めることが最善だと思いますので、投稿をできていないのであれば投稿する・アカウントが伸びないのであれば分析に力を入れるなど、今すぐ行動に移していきましょう。