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【住宅・不動産】Instagramで集客を成功させるための事例集

アカウント設計の際に具体的な運用方法が浮かばないというお声にお応えして、業界ごとにInstagramアカウントの成功事例をまとめました。

今回はInstagramとの相性がいいと言われている住宅業界をご紹介いたします。

フォロワー獲得や集客など成功している企業が行なっている施策を紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

※本記事は、編集部目線で非常に良い事例だと思ったアカウントを分析、考察しています。SINISで取得した情報を用いず、公開情報のみを紹介しています。事例に関しては、弊社でご支援しているアカウントではございません。

業界ごとに運用方針やKPIは変わる

アカウント運用を成功させるための前提として業界ごとの運用方針やKPIについて正しく理解し、数値を設定しましょう。

いくら他社の事例を見て同じような施策を取り入れたとしても

運用方針やKPIを定めていない場合、期待する結果が得られないアカウント運用になってしまいます。

下記では2つの業界を例にしています。

Instagramのフォロワー数やエンゲージメント率、業界ごとの基準とは?主要25業界・4,311アカウントから検証
〜KPIを正しく設定しよう〜 https://tetemarche.co.jp/column/sakidachilab04

例)アパレル

  • フォロワー数:好きなブランドを気軽にフォローしやすいので、フォロワー数の中央値は高くなる
  • アカウント数:ブランド数が多いので、アカウント数が多くなる
  • エンゲージメント率:気軽にフォローできることでエンゲージメントしないアカウントや投稿があるので、エンゲージメント率の中央値が低くなる

例)ペット

  • フォロワー数:ペットを好きな人は比較的限られるので、フォロワーの中央値は低くなる
  • アカウント数:ペットに関わるビジネスはニッチなので、アカウント数が少なくなる
  • エンゲージメント率:フォローはしないけどおすすめに出てきたら「いいね」でリアクションされやすいので、エンゲージメント率の中央値が高くなる

このようにフォロワー数やエンゲージメント率の目安というのは業界によって大きく変わりますし

それによって戦略や施策そして成果も大きく変わっていきます。

上記を意識して運用を行っていきましょう。

住宅業界のInstagram活用

住宅業界でもInstagram活用が盛んに行われるようになりました。

理由としてはユーザーの情報収集の場がオンライン、特にSNSへ移ってきたことが挙げられます。

住宅会社選びの際にインターネットで最も参考にしたサイトやSNSは?という質問では、約7割がInstagramと回答しています。(注文住宅購入検討者の「7割」がインスタを活用した情報収集を選択https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000030074.htmlより引用)

では具体的にユーザーがどのようにInstagramを活用しているのか・企業はどのようにInstagramでマーケティング活動をしているのか紹介します。

ユーザーのInstagramの活用方法

住宅系のアカウントを見ているユーザーはInstagramを活用して、情報収集オリジナルカタログ化コミュニケーションなどを行っています。

それぞれ説明していきます。

情報収集としてのInstagram活用

  • 企業のアカウントにアクセスして、商品やモデルルーム、住宅展示場、イベントなどの情報を見る
  • そもそも住宅を建てる時に必要なこと(土地やお金など)について調べる
  • おすすめなどから自分の好みに近い家や間取り、内装などを集める
  • 実際に家を建てたユーザーのリアルでタイムリーな口コミを集める

カタログとしてのInstagram活用

  • 集めた情報を「保存」、見返して整理したり必要な情報をピックアップする
  • 好みのデザインやテイストを「保存」、見返して比較する

コミュニケーションとしてのInstagram活用

  • 企業アカウントで気になる部分についてDMで質問したり、資料請求したりする
  • 企業アカウントの内見インスタライブを自宅で見る
  • 実際に建てたオーナーさんのアカウントをフォローして、内装や家具などについてリアクションしたり質問したりする

企業のInstagramの活用方法

企業はInstagramを活用して、潜在顧客の囲い込みや育成・自社サイトや資料請求、問い合わせへの誘導・住宅展示場や見学会への集客を積極的に図っています。

潜在顧客の囲い込みや育成

  • ストーリーでアンケートや質問箱を活用する
  • ユーザーが住みたいと思うような素敵な写真や動画の投稿をする
  • 動画やライブ配信で気軽に家の雰囲気を楽しんでもらうルームツアーを行う
  • スタッフが出演することで親近感を持ってもらい相談してもらいやすい状態を作る

自社サイトや資料請求、問い合わせへの誘導

  • Instagram上で「なんでも相談会」「オンライン無料相談会」を開催する
  • プロフィールページに資料請求の導線を設置する
  • DMでの質問の受付を行う

住宅展示場や見学会への集客

  • Instagram上で「住宅展示場」「見学会」を開催する
  • プロフィールページに申込の導線を配置する

また、一部では採用などでも活用が広がってきています。

住宅業界におけるInstagramの成功事例

NBI不動産

ポイント

#不動産賃貸 #インフルエンサー #リール投稿

運用の特徴

  • インフルエンサーに来店・投稿してもらうことで認知度の向上
  • リールで定期的にルームツアーを行い、問い合わせにつなげる

成果

  • フォロワー1.4万人
  • ネット反響数・リピート率地域No1 ※公式LINEより引用

ヴィダックス不動産

ポイント

#不動産賃貸 #リール投稿 #モテたい人目線の情報発信

運用の特徴

  • モテたい人目線で映えやストーリー性を意識した部屋の投稿
  • 「30秒内見」と題したリール企画

成果

  • フォロワー1.4万人
  • 有名テレビ番組出演

あめりか屋

ポイント

#工務店 #スタッフ顔出し #リール投稿

運用の特徴

  • スタッフが顔出しをして親近感を感じさせるアカウント運用
  • こだわりの設備の魅力を一目で感じられるリールの訴求
  • 家を建てる際に知っておきたい情報のまとめ投稿

成果

  • フォロワー2.7万人

まとめ

アカウント設計をする際に重要なことは、どのようなKPI(ブランディング・認知度向上・収益化)を目的にしたアカウント設計にするかを決めることです。

その際に「このアカウントはユーザーが求めている情報やサービスを反映できているか?」と一度情報を整理することがポイントです。

ユーザーが求めている情報を整理するのは大変ですが、成功している他社の事例を分析して自社に落とし込むと成果につながりやすくなります。

その際SINISの競合アカウント分析機能を使うことで効率よく競合分析を行うことができますよ!

早速、自身のアカウントを見返して成果につながるアカウント設計を行ってみてください。