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Instagramでコメントを増やす方法を紹介!「いいね」や「保存」との違いやポイントを解説

Instagram運用において「いいね」や投稿の保存数と並んで重要になるのがコメント数です。コメントは「いいね」や投稿の保存のようにタップするだけの簡単なアクションではありません。文章を考えて打ち込む必要があるので、ユーザーにとっては負担が大きいアクションです。よって、コメントしてもらうためには投稿内容に工夫が必要になります。

また、コメントはユーザーからの貴重な意見でもあるため、有効に活用すれば商品やサービスの改善や、自社アカウントの運用改善に繋げることが可能です。

今回は、成長するアカウントに欠かせないコメントの重要性や、コメントされやすい投稿の傾向と増やすコツについて解説していきます。今回の記事を読めば、アカウント運用に欠かせない「コメント数」の増やし方が分かるので、ぜひ参考にしてください。

Instagramのコメントはユーザーとコミュニケーションがとれる機能

コメントとはInstagramにおける投稿へのリアクション方法の1つです。ユーザー自身が文章を入力する必要があるため、他のアクションに比べると利用するハードルが高い傾向があります。裏を返せば、コメントをしてくれるユーザーは自社アカウントに興味を持っている可能性が高いです。

また、リアクションが文章でもらえるため、ユーザーの具体的な意見を集められるのも大きな特徴となります。投稿内容を工夫すれば、商品に関する意見や、ユーザーの好みに関するコメントを集められるため、商品の開発やブランディングの改善に役立つ情報を集めることが可能です。

コメント数が多い投稿はユーザーの目に触れやすい

コメント数が多い投稿はユーザーの目に触れやすいです。Instagramでは独自のアルゴリズムにより、エンゲージメント数が高い投稿は質の高い投稿と判断され、発見タブやおすすめ欄に表示されるほか、フィードでレコメンドされるようになります。

Instagramは他のSNSに比べると拡散力が低く、基本的に投稿を見るのはフォロワーが中心です。しかし、発見タブやおすすめ欄に表示されたり、フィードでレコメンドされるようになると、フォロワー外のユーザーにも閲覧されるようになります。

コメントもエンゲージメントの1つなので、投稿のコメント数が多くなれば、エンゲージメント数が底上げされ、フォロワー外ユーザーの投稿閲覧数(リーチ数)の増加に繋げることが可能です。

「いいね」や保存が注目されがちだがコメント数を増やす施策も重要

フィード投稿のエンゲージメントにはコメントの他に「いいね」と保存が含まれます。一般的に、Instagram運用ではコメントよりも「いいね」や保存が重要視されることが多いです。

しかし、コメントもエンゲージメントの1つであることは間違いありません。投稿をフォロワー外に拡散し、フォロワーの獲得や自社サイトへの流入に繋げるためには、コメントを増やす施策を行っていくことも重要になります。

自社アカウントの運用方針に合わせて増やしていくエンゲージメントの優先度を決め、獲得したいエンゲージメントに合わせた施策を実施していきましょう。

Instagramのコメントと他のエンゲージメントの使われ方の違い

Instagramには3つのエンゲージメントがあり、各エンゲージメントには特徴が存在します。アカウントを成長させるには、各エンゲージメントの特徴を理解した上で対策を実施し、各エンゲージメントを獲得していくことが重要です。

まずは各エンゲージメントの特徴と使われ方を理解しましょう。

コメントは投稿に対して詳細なコミュニケーションを取りたい時に使われやすい

コメント機能は他のリアクションと異なり、ユーザーが投稿に対して詳細なコミュニケーションをしたい時に使われることが多いです。「いいね」や保存と言ったリアクションは投稿に対して好意的な感情を示すことはできますが、ユーザーの詳細な感情を表現することはできません。

対してコメントは投稿に関する感想や意見などを文章で明示することができます。好意的な感情だけでなく、投稿に対する疑問や反対意見などがコメントされることも珍しくありません。

ユーザーのコメントに返信することでユーザーとこまめにコミュニケーションをとることができれば、ユーザーとの信頼関係が構築され、他のエンゲージメントを獲得できるようになる可能性があります。投稿でユーザーに意見を求めるなど、ユーザーがコメントしたくなるような投稿施策を行うことも重要です。

いいねは投稿に対する瞬間的な感情を表す際に使われることが多い

「いいね」は感情を表す際に使われることが多いエンゲージメントです。また、ユーザーにとって心理的なハードルが高くないので、非常に簡単に起こせるアクションといった側面もあります。

他のリアクションと比較しても直感的に使われることが多いため、基本的には投稿の中でもすぐに目に入る画像の内容が「いいね」の獲得に深く関わってきます。

被写体が魅力的に写っており、かつ画像の世界観が投稿を閲覧したユーザーの感性にあったものであれば、「いいね」を獲得しやすくなることが多いです。

保存はあとから見返したくなる投稿に使われる

保存とはInstagramにおける投稿へのリアクションの1つで、特に重要なエンゲージメントです。ユーザーは投稿を保存することで、後からいつでも投稿を見返すことができるようになります。

つまり、投稿が保存されるには保存するに値する情報が投稿に含まれていることが重要になります。例えばハウツーやTipsのように、ユーザーとって有益な情報が発信されている投稿は保存されやすいです。

また、商品やサービスに関する情報のように、商品の購入検討に使える投稿も保存されやすい傾向にあります。

Instagramでコメントされやすい投稿の傾向

各エンゲージメントの特徴や傾向について分かったところで、Instagramでコメントされやすい投稿の傾向について解説します。Instagramでは以下のような投稿がコメントされ安いです。

  • ユーザーに意見を求めるような投稿
  • ユーザーに一定のアクションを促すような投稿

ユーザーが「いいね」や保存ではなく、あえて文章を書きたいと思うような投稿をすることが重要です。詳しく見ていきましょう。

ユーザーに意見を求めるような投稿がコメントされやすい

Instagramではユーザーに意見を求めるような投稿はコメントされやすい傾向にあります。投稿の画像やキャプションなどにユーザーの意見を求めるような文言を入れることで、ユーザーにコメントを促すことが可能です。

例えば、化粧品であれば好みの色が何なのかユーザーに語りかけることで、ユーザーからのコメントを期待できます。コメントしたユーザーの属性を調査して集計すれば、特定のユーザー層がどのような商品を求めているのか、仮説を立てることも可能です。

以上のように、ユーザーに意見を求めるような投稿をすることで、コメント数が増えるだけでなく、ユーザーの分析や施策の改善にも役立てられます。

ユーザーに一定のアクションを促すのも有効な手法

ユーザーに一定のアクションを促すような投稿をするのも有効な手段です。例えば、商品に対する評価を星の数で表すようユーザーに訴えかければ、自社アカウントに対して好意的な感情を持っているユーザーは星の数をコメントしてくれる可能性があります。

また、母の日や父の日に親に対する感謝の気持ちをコメントするような投稿をすれば、ユーザーからコメントを期待できるでしょう。以上のように、ユーザーに一定のアクションを促すような投稿をすれば、コメント数を向上させることが可能です。

Instagramで投稿のコメント数を増やす4つのポイント

コメント数を増やしたいときには、意識すべき4つのポイントがあります。

  • フォロワーが求める投稿をする
  • ユーザーに選択を迫るような投稿内容にする
  • ユーザーが自分の意見を主張したくなるような投稿内容にする
  • ユーザーのコメントを取り上げるなどコミュニケーションをとる

特にターゲティングしたユーザーが求める投稿をすることは重要です。ユーザーからのコメントを獲得したいのであれば、ユーザーが求めている情報を見極め、ユーザーがコメントしたくなるような投稿をする必要があります。詳しく見ていきましょう。

フォロワーが求める投稿をする

コメントに限らず、Instagramでエンゲージメントを得るためにはターゲティングしたユーザーが求める投稿をすることが重要になります。Instagramは拡散力の弱いSNSなので、投稿を最初に閲覧することになるのはフォロワーです。

よって、基本的にはフォロワーがコメントしたくなるような投稿を行うことが重要になります。フォロワーの属性を調査し、フォロワーが求める投稿を行えば、コメントをはじめとしたエンゲージメントを獲得しやすくなるでしょう。

ユーザーに選択を迫るような投稿内容にする

ユーザーに選択を迫るような投稿内容にするのも有効な手段です。例えば商品をいくつか並べた写真を投稿し、ユーザーに好みの商品をヒアリングするような文言をつければ、ユーザーが自身の好みを発言するためにコメントを利用する可能性があります。

また、先に紹介したように、ユーザーに一定のアクションを促すような投稿内容にするのも効果的です。

上記のような投稿方法はユーザーとのコミュニケーションをとる上でも重要になるため、ユーザーとの信頼関係を築きたいのであれば積極的に活用しましょう。

ユーザーが自分の意見を主張したくなるような投稿内容にする

思わず意見を主張したくなるような投稿内容もコメントがつきやすくなっています。さまざまな意見を募る投稿を試していきましょう。

「夏といえばビール!あなたは何をイメージしますか?」といった簡単にイメージしやすいものであれば、コメントが増える可能性も高まります。

ただし、意見を求める投稿はコメントを考える手間がかかるため、選択を迫るような投稿よりもハードルが高くなることを覚えておきましょう。意見を求める投稿を行う際には、答えやすさを意識することも大切になります。

ユーザーのコメントに返信してコミュニケーションをとる

ユーザーからコメントをもらえたら、返信してコミュニケーションをとることも重要です。ユーザーと積極的なコミュニケーションをとれば、ユーザーの自社アカウントに対する熱量が上がり、投稿に対して積極的に反応してくれる可能性があります。

コメントも同様で、ユーザーのコメントに積極的に反応するようにすれば、ユーザーはコメントするモチベーションを保つことができます。コメントを含め、より多くのエンゲージメントを獲得するためにも、ユーザーとのコミュニケーションは積極的に行いましょう。

いいね数と他の指標の相関関係を確認するなら分析ツールが便利

Instagram運用を改善していくためには分析が必要です。しかし、分析には指標の相関関係や、各エンゲージメント数の推移を管理する必要があるので、簡単ではありません。

分析ツールを利用すれば、分析と管理が簡単になり、改善点も見つけやすくなります。分析ツールを利用すれば、いいね数と他の指標の相関関係も簡単に確認可能です。いいねだけが増えて、他の指標が増えていなければ、コメント数を増やす施策や保存数を増やす施策を試していくことで、いいね以外のエンゲージメント数を増加させることもできます。

また、分析ツールを使うことで、数値化が簡単になるのもメリットです。自社のアカウント状況を数値化して正確な状態を把握しましょう。数値化することで、目標設定も具体的な数値を設定できるので、目標達成までの進捗状況も正確に把握できます。

アカウント成長のためにも、分析ツールを使用して、自社アカウントを可視化してください。なお、SINISであれば無料プランも用意されているので、気軽に試すことができます。

まとめ:コメント数を増やしてアカウントの活性化を目指す

ユーザーとの距離を縮めるエンゲージメントが「コメント」です。「コメント」が多い投稿は、Instagramからも評価されるので「人気投稿」や「おすすめ」欄に表示される可能性が高まります。また、コメントがコメントを呼ぶという「いいサイクル」を生む可能性もあるので、コメント数を増やすための施策を試していきましょう。