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Instagramでフィード投稿をするメリット|企業がInstagram運用をする上で重要なフィード投稿の仕組みやポイントを解説

Instagram運用において情報発信の基本になるのがフィード投稿です。企業アカウントでも活用する機会が多いため、メリットや仕組みが気になっている方も多いでしょう。

特に、フィード投稿の表示順については時系列順に表示されていると思っている人が多いのではないでしょうか?実はInstagramでは独自のアルゴリズムによって、ユーザーが関心を持っている投稿が優先的に表示されるようになっています。

よって、フィード投稿からフォロワーの獲得や自社サイトへの流入を狙うのであれば、表示順の仕組みを理解しておくことが重要です。

今回はフィード投稿のメリットや仕組みについて解説していきます。今回の記事を読めば、Instagramの基本となるフィード投稿について理解できるだけでなく、活用方法まで分かるので、ぜひご覧ください。

目次

企業がInstagramでフィード投稿をするメリット

Instagramにおいてフィード投稿とは、ホームタブのフィードと呼ばれるタイムライン上に表示される投稿のことです。Instagramにおける最も基本的な投稿であることから、通常投稿とも呼ばれています。

企業がInstagramでフィード投稿するメリットは次の2つです。

  • フォロワーに対して購買意欲を高めるような情報の発信ができる
  • フォロワー外のユーザーにアカウントを発見されやすくなる

特に、アカウント成長のためにはフォロワー以外のユーザーに発見されやすくなることが重要になります。効果的なInstagram運用を行うためにも、まずはフィード投稿によって得られるメリットについて理解を深めましょう。

フォロワーに対して購買意欲を高めるような情報の発信ができる

企業がフィード投稿すると、フォロワーに対して購買意欲を高める情報の発信ができます。自社商品やサービスを紹介することができるだけでなく、具体的な使用例を紹介することで、商品やサービスを購入した自分をイメージしてもらうことが可能です。

また、商品やブランドに関する情報を発信していくことで、アカウントの信頼度を高める効果も期待できます。コンテンツマーケティングのように、ユーザーに価値のある情報を発信していくことでブランディングに繋がり、ユーザーの購買意欲を高めることが可能です。

フォロワー外のユーザーにアカウントを発見されやすくなる

フィード投稿を続けていくと、フォロワー外のユーザーに発見される可能性が高まるのもメリットの1つです。質の高いフィード投稿を続けていくと、投稿のエンゲージメント数が増えていきます。

エンゲージメント数が増えるとInstagramのアルゴリズムに評価され、人気投稿やおすすめ欄に表示される可能性が高まるほか、投稿がフィード上でレコメンドされる可能性が高くなり、フォロワー外のユーザーに発見されやすくなるのです。

フォロワー外のユーザーが自社の投稿や商品に興味を持てば、アカウントをフォローしてくれる可能性があります。また、プロフィールに自社サイトのリンクを設置しておけば、自社サイトへの流入増加も期待することが可能です。

Instagramのホームタブにおけるフィードの表示順は3つの要素で決定する

ひと昔前まで、SNSのタイムラインは時系列順に表示されるのが一般的でした。しかし、近年は媒体ごとのアルゴリズムに基づいてパーソナライズされたタイムラインを導入するSNSが増えています。

事実、Instagramも以前は時系列順にフィード投稿を表示していましたが、近年ではアルゴリズムに基づいて、よりユーザーが関心を持っている投稿を優先的に表示するようになっています。

よって、Instagram運用においては、フィード投稿が表示される仕組みを理解し、より多くのユーザーに投稿を見てもらうことが重要です。

Instagramのホームタブにおけるフィード投稿の表示順は以下の3つの要素で決定します。

  • 関心度:投稿がユーザーの関心にあっているか
  • 親密度:投稿アカウントとユーザーが親密であるか
  • 鮮度:投稿が最新のものであるか

上記の要素を押さえた投稿をすれば、ユーザーに見られる可能性も高くなるので、良く理解したうえで施策を考えていきましょう。

関心度:投稿がユーザーの関心にあっているか

関心度はユーザーのコンテンツに対する関心度を表した要素です。ユーザーが過去に閲覧した中で、特に興味を持ったコンテンツと関連性の高い投稿は、Instagramから関心度の高いコンテンツとして判定されます。

親密度:投稿アカウントとユーザーが親密であるか

親密度とは投稿アカウントとユーザーが親密であるかを測る指標で、投稿アカウントとユーザーのやり取りの多さや深さによって判定されます。

親密度に関わるやり取りは「いいね」やコメントだけでなく、DMでのやり取りやストーリーズのアンケートスタンプ、質問スタンプなども含まれます。

ユーザーとやり取りできる機能を上手く活用してユーザーと頻繁にコミュニケーションを行えば、ユーザーのフィードに上位表示されやすくなるでしょう。

鮮度:投稿が最新のものであるか

鮮度も重要な要素です。投稿が最新のものであれば、表示順が上位になりやすいので、定期的にフィード投稿を続けていきましょう。

ただし、投稿を続けても質が低ければエンゲージメントされない可能性があるので、投稿の質が下がらないよう注意が必要です。

Instagramでフィード投稿がフォロワー獲得や自社サイト流入につながる流れ

フィード投稿を続けた結果、フォロワーや自社サイトへの流入が増加します。流れは次の通りです。

  1. フィード投稿がフォロワーのホームタブで上位表示されるようになる
  2. フォロワーにフィード投稿を見られる割合が増える
  3. 投稿ごとのエンゲージメント数が増える
  4. フォロワー外のユーザーにアカウントを発見されやすくなる
  5. プロフィールへのアクセスが増える
  6. フォロワーやサイトへの流入が増える

流れを知ることで対策が必要な部分が見えてくるようになるので、まずは流れを覚えましょう。

フィード投稿がフォロワーのホームタブで上位表示されるようになる

まずはフィード投稿がフォロワーのホームタブで上位表示されるようになる必要があります。Instagramのフィード投稿はフィード上における画面の占有率が高いため、上位表示されないと閲覧されない可能性が高いです。

先に述べた関心度・親密度・鮮度を意識した質の高い投稿を継続していくことで、投稿がフォロワーのホームタブに上位表示されるようになります。

フォロワーにフィード投稿を見られる割合が増える

投稿が上位表示されるようになれば、投稿がユーザーに閲覧される可能性が高くなります。フィード投稿からフォロワー獲得や自社サイト流入に繋げるためには、まず投稿のリーチ数が重要です。施策によって可能な限り投稿を上位に表示されるようにし、リーチ数を増やしましょう。

投稿ごとのエンゲージメント数が増える

投稿がユーザーに閲覧されるようになれば、ユーザーが投稿にリアクションしてくれる可能性が高くなります。結果的にエンゲージメント数が増え、Instagramに良質な投稿と判定されやすいです。

フィード投稿をフォロワー獲得や自社サイト流入に繋げるためには、エンゲージメント数よりも投稿を閲覧したユーザーが何かしらのリアクションをしてくれた割合を示すエンゲージメント率が重要になります。

エンゲージメント数が高くても、エンゲージメント率が低い投稿は良質な投稿と判定されにくいので注意しましょう。

フォロワー外のユーザーにアカウントを発見されやすくなる

投稿のエンゲージメント率が高くなり、Instagramから良質な投稿であると判定されれば、投稿が発見タブやおすすめ欄、フィードのレコメンドに表示される可能性があります。

上記の表示場所ではフォロワー外ユーザーにも投稿が表示される可能性があるため、フォロワー外のユーザーが投稿を閲覧することも少なくありません。

フォロワー獲得や自社サイト流入の増加を狙うためにはフォロワー外ユーザーに投稿を閲覧されることが重要になるので、投稿施策を行う際には、まず投稿を発見タブやおすすめ欄、フィードのレコメンドに表示されることを目指すことが多いです。

フォロワー外のユーザーがフィード投稿からアカウントに関心を持つ

発見タブやおすすめ欄、フィードのレコメンドに投稿が表示されることで、フォロワー外ユーザーが投稿を閲覧する可能性が高くなります。フォロワー外ユーザーが自社の投稿内容に興味を持てば、新たな顧客への認知獲得や新規フォロワーの獲得が期待できます。

プロフィールへのアクセスが増える

発見タブやおすすめ欄、フィードのレコメンドに投稿が表示されることで、フォロワー外ユーザーが投稿を閲覧する可能性が高くなります。フォロワー外ユーザーが自社の投稿内容に興味を持てば、自社アカウントのプロフィールを確認してくれることも少なくありません。

アカウントのフォローは発見タブやおすすめ欄、フィードのレコメンドに表示されている投稿からも可能ですが、フォロワー外ユーザーを自社サイトにユーザーを流入されるためには、基本的にプロフィールにユーザーを誘導する必要があります。

また、アカウントのフォローを目的としている場合でも、ユーザーはアカウントをフォローするか検討するためにプロフィールに確認することが多いです。

よって、目的を達成するためにはまずプロフィールにアクセスしてもらうことが重要になります。

フォロワーやサイトへの流入が増える

プロフィールにアクセスしたユーザーがプロフィールの情報や過去の投稿を確認した結果、自社に興味を持ってくれれば、フォローやサイトへの訪問をしてくれる可能性があります。

以上のように、フォロワー獲得や自社サイト流入の増加を目指したいのであれば、まずはフィード投稿が上位表示されることが重要です。

Instagramのフィード投稿を活用する際のポイントを紹介

Instagramのフィード投稿を活用するときのポイントは6つです。

  • ユーザーのペルソナ設定をする
  • 投稿内容に一貫性を持たせる
  • 投稿の量よりも質にこだわる
  • 欲しいエンゲージメントに合わせて投稿内容を変える
  • ユーザーと頻繁にコミュニケーションを取る
  • 投稿後は分析と改善を行う

とくに、ペルソナ設定は投稿内容を考えるうえでも大切になるので、運用開始前には設定しておきましょう。

ユーザーのペルソナ設定をする

ユーザーのペルソナ設定は運用開始前にしておきましょう。ペルソナを設定することで、誰に向けて情報を発信するアカウントなのかを明確にできるからです。

誰に向けて情報を発信するのかが明確になれば、自然と投稿内容も見えてきます。また、競合アカウントを分析することで、ペルソナが求めている情報を予想できる点も見逃せません。ペルソナ設定をして、ターゲットユーザーが求めている投稿を目指しましょう。

投稿内容に一貫性を持たせる

フィード投稿を続けていくときには、投稿に一貫性を持たせることも大切になります。なぜなら、一貫性がなくなってしまうと、ユーザーが興味を失ってしまう可能性があるからです。

一貫性がないということは、情報に幅があることを意味します。つまり、ユーザーにとっては求めていない情報になるケースもあるのです。結果、フォローを外される危険もあるので、投稿内容には一貫性を持たせるようにしましょう。

投稿の量よりも質にこだわる

フィード投稿を続けていくときには、投稿の量よりも質が大切になります。もちろん、質を高くしつつ量も担保できるのが一番ですが、量を増やすことで質が低下するのであれば問題です。

質の高い投稿継続が、ユーザーから信頼される大きな要因になるので、ユーザーが求めている情報や、クオリティの高い画像などを使って、投稿の質を高めていきましょう。

欲しいエンゲージメントに合わせて投稿内容を変える

エンゲージメント率を高めていくためには、各エンゲージメントの特徴を理解したうえで、エンゲージメントに合わせた投稿内容を考えていく必要があります。

例えば「いいね」されやすい投稿と保存されやすい投稿には傾向に違いがあるので、各エンゲージメントに合わせた施策が必要です。

高めたいエンゲージメントがあれば、特徴を理解した上での投稿を意識しましょう。なお、各エンゲージメントの高め方については、下記ページで詳しく解説しています。

ユーザーと頻繁にコミュニケーションを取る

フィード投稿を活用するためにも、ユーザーとのコミュニケーションは大切にしなければいけません。なぜなら、ユーザーと頻繁にコミュニケーションを取ることによって、親密度の向上に繋がるためです。

親密度が高くなればユーザーのフィード上に投稿が上位表示される可能性が高くなります。結果的にユーザー情報を受け取ってもらいやすくなるだけでなく、リアクションをもらえればフォロワー外ユーザーへの拡散に繋がる可能性があるので、ユーザーとは可能な限りコミュニケーションを摂るようにするのがおすすめです。

投稿後は分析と改善を行う

フィード投稿を行ったあとは、投稿の分析と改善が必要です。分析によって、足りない部分が見えてきます。足りない部分を補うための改善を繰り返していくことで、エンゲージメント率の上昇、フォロワー増加、自社サイトへの流入が増えていくのです。投稿したら、必ず分析してアカウント状態を把握しておきましょう。

まとめ:Instagramの基本はフィード投稿にある

企業がInstagramでフィード投稿することで得られるメリットは小さくありません。自社商品やサービスを知ってもらえるだけでなく、ユーザーとの距離を縮めて信頼度を高めたり、ブランディングも可能になるからです。

従来のような一方的な宣伝は、現在では好まれなくなっています。だからこそ、Instagramを含むSNSを通じて、ユーザーと共に楽しみながら交流していくことが大切になるのです。

また、Instagramは自社メディアという考え方もできます。ユーザーに楽しんでもらえるメディアを構築できれば、大きな力を持つ営業ツールになるのです。ユーザーに楽しんでもらえる投稿を意識しましょう。